​【実施概要】

• 2016年11月27日、千葉市稲毛区の小中台中学校の学区で実施。

• 前回実施した稲毛中学校学区でのワークショップキャラバン同様に市民の方々の参加をお願いしたのに加え、今回はお散歩サークルの立ち上げを考えている敬愛大学の二人の学生さんにもご協力頂き、ポタリング～手書き地図の作成までを体験して頂きました。

• 参加者は総勢16人。6グループに振り分け、各グループが対象となるエリアを自由にポタリングしてもらいました。

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【レポート】

• 小中台中学校の学区は、草野水路に沿って両側に崖が切り立った構造になっています。自転車で走り回ると、走る方向によっては予想以上にアップダウンが厳しくちょっとビックリです。

• 今回のポタリングエリアは、戦時中に陸軍の施設が置かれていたことで有名です。小仲台5丁目周辺の「千葉陸軍高射学校」の跡地は園生小、小中台中、千葉女子高等学校、なかよし公園に、穴川の「千葉陸軍戦車学校」の跡地は稲毛区役所、穴川中央公園、京葉工業高等学校などになっています。

• 寺社仏閣では、「穴川神社」には「軍馬紀念碑」や大きな下駄、草履、猿の顔が浮かんでいるように見える「御神木」など。「穴川天戸」線を宮野木台方面に進む右手にも多くの寺社仏閣が点在。春にはしだれ桜が美しい「金蔵院」、「園生神社」の拝殿には「園生村」の碑が残ります。前方後円墳の上に造られたと伝わる「園生神社」では、本殿のほか安産の御神木や「七社大神」など。宮野木町には石仏が多く残る「甲大神(カブトオオカミ)」、「地蔵院」、保存樹林のある「愛宕神社」があります。小中台町には樹齢400年の御神木のある「熊野神社」、「日永寺」の周辺には昔ながらの土蔵などが残る古い街並みを見ることができます。

• 草野水路に沿っては、マンションや団地が続きます。一見すると無機質な風景に見えてしまいますが、お洒落感の漂うテラスハウス、ついつい顔に見えてしまう団地の横壁など、ちょっと視点を変えると色々な発見が。水路沿いには遊歩道があり、春には桜が咲き乱れます。

• 公園が多いのも特徴。昔は水路や沼地だったのではないかと想像させる「小園公園」など窪みのある公園、坂を利用した「北小仲台公園」や「小坂公園」など、公園巡りをしてみるのも面白いかもしれません。

●小中台中学校区の手書き地図