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自転車で楽しむライフスタイルラボ
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●幕張本郷中学校区

【実施概要】

  • 2017年6月3日、千葉市花見川区の幕張本郷中学校の学区で実施。

  • 中央ろうきんの地域貢献プログラムの一環として活動を行いました。

  • 参加者は9人。4グループに振り分け、各グループが対象となるエリアを自由にポタリングしてもらいました。

【レポート】

  • 幕張本郷中学校の学区は、ちょうど中心部分をJR線、京成線、京葉道路が走り、幕張本郷のエリアを二分する形になっています。山側が幕張本郷4~7丁目、海側が1~3丁目です。

  • 昭和47年(1972年)10月、千葉市が造成工事を始めた時、現在の「上の台小学校」周辺で遺跡が発見されました。先土器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代、そして奈良時代ごろまでの長期にわたる生活の跡が見つかり、古墳時代全期では300軒以上が生活するなど、日本でも最大規模の集落遺跡だったそうです。現在は地中に埋め戻されており、その上に住宅街が広がっています。

  • 現在の「幕張本郷」という地名は、昭和56年(1981年)に幕張本郷駅ができた時に決められました。    昔の地名から引用され、当時の新聞(10/1付)では『幕張本郷の地名、約7百年ぶりの復活』とか、『最も新しく、最も古い地名』と書かれています。そして翌年の土地区画整理事業の際、駅の周辺一帯を「幕張本郷○丁目」とする住居表示の変更が行われました。

  • 一見、平たんに見える、山側の幕張本郷エリアですが、遺跡のあった台地は標高15~18m。パサール近辺から見ると台地の上に街ができているのが理解できます。また、海側の幕張本郷エリアですが、昔は国道14号線沿いが海岸線。幕張町との境界近辺にある「西の谷小学校」のあるエリアは、昔、海が最も内陸に入り込んでいた場所で「首塚」や「道祖神社」などがある「堂の山」は海に突き出た半島のような地形になっていたそうです。

  • 高台に位置するだけあって、幕張本郷の魅力は景色の良い場所があちらこちらに点在している事です。山側は、パサール方面や旧馬加城跡と言われている幕張ハウスのある高台方面。海側であれば、習志野市との境界線近辺は広い畑地となっており、天気が良い日には「東京スカイツリー」と「富士山」を同時に眺めることができます。

  • 海側と山側を結ぶ道路や陸橋も多くあり、そこから眺める景色も、場所によって微妙に変化するのも魅力。幕張車両基地を横断している事から、停車しているカラフルな電車やその横を通り過ぎる総武線快速、総武線各駅停車、京成電鉄の姿は、電車ファンでなくても眺めていて飽きないスポットです。比較的新しい住宅地である幕張本郷…お寺や神社など、歴史的なものは少ないのは事実ですが、視点を変えると違った街の魅力が浮かび上がってくる好事例とも言えるのではないでしょうか?

●幕張本郷中学校区の手書き地図

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